「パドレス3-4タイガース」(5日、サンディエゴ) 元阪神のパドレス・スアレスが3-0の九回に登板し、逆転満塁本塁打を被弾した。先頭に左前打を許すと次打者には四球。二飛を挟んで再び四球で満塁のピンチを背負った。 次を空振り三振に仕留めて2…

 「パドレス3-4タイガース」(5日、サンディエゴ)

 元阪神のパドレス・スアレスが3-0の九回に登板し、逆転満塁本塁打を被弾した。先頭に左前打を許すと次打者には四球。二飛を挟んで再び四球で満塁のピンチを背負った。

 次を空振り三振に仕留めて2死までこぎ着けたが、続くP・メドーズにフルカウントから100・7マイル(約162キロ)の速球を左翼席へ運ばれる逆転満塁弾となった。

 有料スポーツサイト「SPOTV NOW」で解説を務めた、杉谷拳士氏も「うわ!とんでもないことが起こりましたよ」と思わず絶句。「でもあそこしかなかった。変化球が入ってなかったから」と話した。

 この日はパドレスが二回までに3点を先取。先発のペレスが6回1/3を5安打無失点に抑えるなど、八回までは得点を許さなかったが、4番手のパドレスは2/3回を2安打4失点で負け投手になった。

 タイガースは前田健太投手が六回途中から2番手でマウンドに上がり、1回2/3を無安打無失点、1奪三振だった。