パリ・パラリンピック第8日の4日、陸上男子走り幅跳び(義足・機能障害T64)でマルクス・レーム選手(ドイツ)が8メートル13をマークし、4連覇を果たしました。世界記録8メートル72を持つパラ陸上界のスーパースター。3年前の東京大会直前の試…

 パリ・パラリンピック第8日の4日、陸上男子走り幅跳び(義足・機能障害T64)でマルクス・レーム選手(ドイツ)が8メートル13をマークし、4連覇を果たしました。世界記録8メートル72を持つパラ陸上界のスーパースター。3年前の東京大会直前の試合では、東京五輪の優勝記録を超えて話題になりました。この日の跳躍も一人だけ8メートル台をマークしました。

 撮影した朝日新聞映像報道部の小玉重隆フォトグラファーは、「空にいる時間が一人だけ異様に長く感じた」といいます。競技後は観客の写真撮影の求めに気軽に応じ、報道陣にもあいさつをしたレーム選手。「こんなに礼儀正しい人はいない。最後跳んだ後に、深々とお辞儀するんですもの」