第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で連覇を目指す青学大は岐阜・御岳高原で合宿を行っている。3日午後4時から始まった練習の冒頭、田中悠登主将(4年)が「4か月後のこの時間には箱根駅伝の閉会式も終わっています。一日一日の練習を大切にしてい…

 第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で連覇を目指す青学大は岐阜・御岳高原で合宿を行っている。3日午後4時から始まった練習の冒頭、田中悠登主将(4年)が「4か月後のこの時間には箱根駅伝の閉会式も終わっています。一日一日の練習を大切にしていきましょう」と声かけをすると、チームメートは表情を引き締めてうなずいた。

 青学大は8月1日~19日まで長野・菅平高原で一次合宿を行い、走り込んだ。1週間の帰省期間を挟んだ後、8月27日から御岳高原で2次合宿に入った。連日の走り込みで疲労はピークに達する中、4か月後の箱根駅伝を意識した田中主将の言葉で、チームの雰囲気は引き締まった。

 卒業後、アナウンサー志望で競技の第一線から退く田中は「チームの雰囲気を良くすることをいつも考えています。僕自身、競技者として主将の意地を見せたいです」と言葉に力を込めて話した。