西武岡田雅利捕手(35)が今季限りでの現役引退を決断したことが3日、分かった。近日中に発表される。岡田は大阪桐蔭から大阪ガスを経て13年ドラフト6位で入団。控え捕手の立場が多かったものの、そのリードに加えて「送りバント」は代名詞に。若手のサ…

西武岡田雅利捕手(35)が今季限りでの現役引退を決断したことが3日、分かった。近日中に発表される。

岡田は大阪桐蔭から大阪ガスを経て13年ドラフト6位で入団。控え捕手の立場が多かったものの、そのリードに加えて「送りバント」は代名詞に。若手のサポート役としても1軍ベンチでの存在感は大きく、チームの優勝にも貢献してきた。乃木坂46の向井葉月も「大ファン」と公言するなど“岡ちゃん”として広くファンから愛されている。

しかし膝の故障に長く苦しんでおり、23年3月には球界では過去事例がほとんどないという「大腿(だいたい)骨・脛骨(けいこつ)の骨切り術」を受け、1軍復帰を目指してきた。じっくりと懸命にリハビリを続けた。すでに今年4月の3軍練習試合で実戦復帰を果たしていた。この日までで1軍では公式戦通算325試合に出場し、打率2割1分7厘、6本塁打、40打点。

西武ではすでに金子侑司外野手(34)が今季限りでの現役引退を表明している。