西武は3日、岡田雅利捕手(35)がプロ11年目の今季限りで現役引退すると正式発表した。明るいキャラクターと代名詞の「送りバント」で親しまれた岡田は思い出の試合に20年9月8日のオリックス戦を挙げ「(高橋とバッテリーを組んで)最後は山本由伸投…

西武は3日、岡田雅利捕手(35)がプロ11年目の今季限りで現役引退すると正式発表した。

明るいキャラクターと代名詞の「送りバント」で親しまれた岡田は思い出の試合に20年9月8日のオリックス戦を挙げ「(高橋とバッテリーを組んで)最後は山本由伸投手に投げ勝つことができてとてもうれしかったのを覚えています」と振り返る。

23年3月には球界でも前例がほとんどない「大腿(だいたい)骨・脛骨(けいこつ)骨切り術」を受け、リハビリに励んできた。「ここ数年はリハビリ期間も長く、球団には本当に迷惑をかけてしまったと思っています。手術をして先の見えない状況から野球ができるまでの体に戻るまでサポートしていただいたスタッフの皆さんには、とても感謝しています。そしてどんな時でも、ファンの皆さんの声援が僕をここまで支えてくれました。登場曲の最後に『おかだ!』と言ってもらった時の鳥肌は忘れられません。応援ありがとうございました」とコメントを寄せた。