パリ五輪に出場したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のコーチ、宮本ともみさん(45)=三重県伊賀市=が8月29日、伊賀市役所を訪れ、岡本栄市長らに結果を報告した。 宮本さんは神奈川出身。伊賀FCくノ一などで活躍し、育児をしながら代表…

 パリ五輪に出場したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のコーチ、宮本ともみさん(45)=三重県伊賀市=が8月29日、伊賀市役所を訪れ、岡本栄市長らに結果を報告した。

 宮本さんは神奈川出身。伊賀FCくノ一などで活躍し、育児をしながら代表に復帰。2012年に現役を引退し、21年から代表コーチを務める。

 パリ五輪では準々決勝でアメリカに延長戦の末敗れ、東京五輪に続いて2大会連続のベスト8に終わった。宮本さんは「海外でやっている選手もいたが、すごく一体感があるチームだった。内容的に勝てるかなという試合があり、悔しい」と振り返った。

 試合のハーフタイムにはすぐにロッカールームに入って選手の様子を観察し、池田太監督に伝える役目を担っていたという。「(監督の)分析力や判断力はすごく参考になった」とし、「代表の監督になってワールドカップや五輪に出たい」と力強く語った。(小西孝司)