「広島5-1ヤクルト」(1日、マツダスタジアム) 高津ヤクルトが5連敗。鬼門・マツダでまたしても勝てず、今季は9戦9敗となった。 先発の高梨が先制点を許したのは三回だった。1死から相手投手・玉村にバットの先でうまく中前に運ばれると、秋山に…

 「広島5-1ヤクルト」(1日、マツダスタジアム)

 高津ヤクルトが5連敗。鬼門・マツダでまたしても勝てず、今季は9戦9敗となった。

 先発の高梨が先制点を許したのは三回だった。1死から相手投手・玉村にバットの先でうまく中前に運ばれると、秋山には四球。その後2死二、三塁となって小園に先制適時打を許した。それでもその後は踏ん張り、5回5安打2失点でマウンドを降りた。

 さらに六回だ。2番手・ロドリゲスがマウンドに上がると、先頭の小園の打球を二塁・北村拓がファンブル。出塁を許すと、坂倉に二塁打を許すなど2死二、三塁のピンチを背負った。すると、8月31日に今季1号を許していた矢野の打球が前進守備を敷いていた中堅頭上を襲い、これを増田がグラブをはじいて捕球しきれない。この間にランニング本塁打を許し、一気に3点を失った。

 一方の打線は、この日も先発・玉村の前に沈黙。3併殺打に倒れるなど、出塁機を生かすことができずに、凡打の山を築き続けた。8月31日の同戦はエース・大瀬良の前に1安打と沈黙。この2連戦では停滞する打線が、広島投手陣の前に封じ込められた。