【神奈川】茅ケ崎市は9月6日深夜から、パリ・パラリンピックの水泳に出場する地元出身の田中映伍選手(20)を応援するパブリックビューイング(PV)を開く。 田中選手は茅ケ崎市立第一中、県立二宮高を経て現在東洋大2年。幼少期からサーフィンやス…

 【神奈川】茅ケ崎市は9月6日深夜から、パリ・パラリンピックの水泳に出場する地元出身の田中映伍選手(20)を応援するパブリックビューイング(PV)を開く。

 田中選手は茅ケ崎市立第一中、県立二宮高を経て現在東洋大2年。幼少期からサーフィンやスキーなど様々なスポーツに取り組んだが、小学生のとき、リオ・パラリンピックで自身と同じ両腕がない中村智太郎選手の活躍を見て、パラ水泳で研鑽(けんさん)を積むことを決めたという。

 国内外の大会で優秀な成績を収め、現在50メートルバタフライ(運動機能障害S5級)など4種目で日本記録を保持している。

 市によると、パリ・パラリンピックでは100メートル自由形、50メートル背泳ぎ、50メートルバタフライの3種目に出場予定で、PVは田中選手がバタフライで決勝に残った場合に実施する(予選敗退の場合は中止)。

 6日午後11時50分から翌7日午前1時、市役所分庁舎6階コミュニティホールで。希望者は3日正午までに専用サイト=QRコード=から申し込む。定員は50人で、多数の場合は抽選(市外からの参加も可)。問い合わせは市スポーツ推進課(0467・82・1111)。(足立朋子)