「広島-ヤクルト」(31日、マツダスタジアム) 広島の菊池涼介内野手と矢野雅哉内野手が七回に2者連続アーチを架けた。師弟コンビの初アベック弾となった。 2点リードで迎えた七回に火を噴いた。まずは師匠の菊池が先頭で打席に立つと、高橋の直球を…

 「広島-ヤクルト」(31日、マツダスタジアム)

 広島の菊池涼介内野手と矢野雅哉内野手が七回に2者連続アーチを架けた。師弟コンビの初アベック弾となった。

 2点リードで迎えた七回に火を噴いた。まずは師匠の菊池が先頭で打席に立つと、高橋の直球を振り抜き、左翼へ8号ソロを放った。さらに次打者の弟子・矢野が直球を捉えて、右翼ポール直撃の1号ソロとした。右手を突き上げて、驚いたような表情も見せながらダイヤモンドを一周した矢野。一発は2022年8月27日・巨人戦以来、735日ぶりの本塁打となった。

 菊池と矢野は1月に合同自主トレを行い、今季は二遊間を組み、華麗な守備を連発している。そんな2人の一発を皮切りに、小園の犠飛などで七回は一挙5得点を挙げた。

 四回は末包と矢野の適時打で2点を先制していた。ヤクルトに対しては本拠地・マツダスタジアムで7連勝中となっている。