中日立浪和義監督(55)が岡林勇希外野手(22)を終盤のけん引役に指名した。右肩違和感で開幕に出遅れ、打撃不振にも悩まされたが、8月は月間打率3割2分3厘と上昇曲線。7月下旬まで1割台だったシーズンの打率を2割4分1厘に押し上げた。現役時代…

中日立浪和義監督(55)が岡林勇希外野手(22)を終盤のけん引役に指名した。右肩違和感で開幕に出遅れ、打撃不振にも悩まされたが、8月は月間打率3割2分3厘と上昇曲線。7月下旬まで1割台だったシーズンの打率を2割4分1厘に押し上げた。

現役時代に通算2480安打を放った指揮官は「2年間良くて、本当は今年グッといってほしいところだったんですけど、去年の後半あたりから徹底して変化球で攻められ出して、克服しつつある。打者は数字がないと焦りも出て、苦しかったでしょう」と22年に最多安打のタイトルを獲得し、昨季143試合出場も決めた若竜をフォローした。残り23試合の1番固定を問われると「そうですね」と明言。「レギュラーをこれから長く張るためにも誰もが通る道だと思う。何かきっかけにしてつかんでほしい」と、岡林の3年連続規定打席到達を援護する。