「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(30日、フェニックス) ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で先発出場。9-5の八回2死走者なしで迎えた第5打席で2試合ぶりの43号ソロを左翼席へ放った。大谷は二回に二盗を決めており、メジャー…

 「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(30日、フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で先発出場。9-5の八回2死走者なしで迎えた第5打席で2試合ぶりの43号ソロを左翼席へ放った。大谷は二回に二盗を決めており、メジャー史上初めての「43本塁打-43盗塁」を達成した。

 大谷は28日のオリオールズ戦で初回に今季4度目の先頭打者弾となる42号ソロを放った。2盗塁も決めて今季42盗塁に伸ばし、1998年に42本塁打、46盗塁をマークしたアレックス・ロドリゲス(当時マリナーズ)以来、メジャー史上2人目の「42-42」を達成していた。

 29日の同戦は3戦ぶりの無安打で足踏みした大谷だったが、この日は初回の第1打席に右翼線二塁打。フリーマンの2ランで先制のホームを踏んだ。二回の第2打席は無死一、三塁で右肘付近への死球で出塁。1死一、三塁となり二盗を決めた。その後、四、六回は空振り三振に倒れていた。

 9-5で迎えた八回の第5打席は初球、真ん中の速球を見逃し。2球目は内角の速球を強振して空振りしたが、3球目、再び真ん中にきた93マイル(約149・7キロ)の速球を逆方向に運んだ。打球速度159・3キロ、打球角度32度で飛距離は115・8メートルだった。

 ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、いつも通りにひまわりの種シャワーを浴び、チームメートから「グッジョブ」と声を掛けられた。