「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(30日、フェニックス) ドジャースの2番手・ケリーが5-3の三回2死一、三塁で、3度目の一塁けん制に失敗してボークを取られ、失点する珍しい場面があった。ケリーは2度目のつもりだったのか不満げな表情を浮…

 「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(30日、フェニックス)

 ドジャースの2番手・ケリーが5-3の三回2死一、三塁で、3度目の一塁けん制に失敗してボークを取られ、失点する珍しい場面があった。ケリーは2度目のつもりだったのか不満げな表情を浮かべた。

 ケリーが実際に一塁にけん制球を投げたのは2度目だったが、NHKBSのテレビ中継では、プレートから左足を外したもののカウントされたようだと紹介された。

 大リーグでは2023年シーズンからルールが変わり、投手がプレートを外すのは2度までとされ、3度目でけん制アウトにならなければ「ボーク」となって走者は進塁できることになった。

 ケリーはその後、次打者に死球を与え2死一、二塁に。ヘレラの中前適時打で5-5の同点とされた。この日は二回無死で先発カーショーが左足親指の痛みを訴えて降板したため、2番手で緊急登板していた。