「ドジャース-オリオールズ」(29日、フェニック) ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で先発出場。二回に二盗を決めて今季43盗塁とした。 2-2の二回、1点を勝ち越しなお無死一、三塁で第2打席を迎えた大谷は右ひじへの死球で出塁。…

 「ドジャース-オリオールズ」(29日、フェニック)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で先発出場。二回に二盗を決めて今季43盗塁とした。

 2-2の二回、1点を勝ち越しなお無死一、三塁で第2打席を迎えた大谷は右ひじへの死球で出塁。ベッツの中犠飛で1死一、三塁となり、次のフリーマンの打席で盗塁を決めた。大谷はこれで今季「42本塁打-43盗塁」。メジャー史上初の「43-43」へあと本塁打1本に迫った。

 大谷はこの日、初回の第1打席は右翼線へ痛烈な二塁打。1死後にフリーマンの2ランで先制のホームを踏んだ。

 この試合はナ・リーグ西地区首位のドジャースと、4ゲーム差で追う2位・ダイヤモンドバックスとの4連戦の初戦。

 大谷は28日のオリオールズ戦で初回に今季4度目の先頭打者弾となる42号ソロ。2盗塁も決めて今季42盗塁に伸ばし、1998年に42本塁打、46盗塁をマークしたアレックス・ロドリゲス(当時マリナーズ)以来、メジャー史上2人目の「42-42」を達成していた。

 「43-43」ならメジャー史上初の快挙となるが、29日の同戦は3戦ぶりの無安打に終わっていた。