第151回北信越地区高校野球石川県大会(県高野連主催)の組み合わせ抽選会が30日、金沢市の県青少年総合研修センターであった。43校43チームが参加し、9月7日に開幕する。試合は県立野球場、金沢市民野球場(いずれも金沢市)、弁慶スタジアム(…

 第151回北信越地区高校野球石川県大会(県高野連主催)の組み合わせ抽選会が30日、金沢市の県青少年総合研修センターであった。43校43チームが参加し、9月7日に開幕する。試合は県立野球場、金沢市民野球場(いずれも金沢市)、弁慶スタジアム(小松市)の3球場である。

 夏の甲子園に出場した小松大谷は初戦(2回戦)で津幡とあたる。新主将の田西称(とな)さん(2年)は、「大会の中でチームを成長させていき、選抜大会初出場という学校の新しい歴史をつくりたい」と話した。今春の選抜4強の星稜の初戦の相手は、夏の石川大会で6―5で辛勝した遊学館に決まった。

 準決勝は9月28日、決勝と3位決定戦は29日(いずれも県立)の予定。上位4チームは10月に県内で開かれる北信越地区大会に出場し、成績が来春の選抜大会出場の参考とされる。

 選手が9人に満たない学校もあり、穴水や飯田は自校の他部の生徒、鹿西は他校の野球部員の応援を得て出場するという。組み合わせは県高野連のホームページ(https://ishikawa-hbf.jp/)で確認できる。

 抽選会に先立ち、今年度の優秀選手33人の表彰式もあった。夏の石川大会で決勝に進出した小松大谷と星稜からの選出が最多で、4人ずつが表彰された。金沢の斎藤大翔(ひろと)さん(3年)は「高校3年間で頑張ってきたことを評価していただき、率直にうれしい」。プロ志望届を出すといい、「プロの世界でも、高校で培った力が絶対に生きるはず」と話した。(砂山風磨)