日本代表MF田中碧(26)の移籍は刻々と迫っているようだ。 昨夏の移籍も噂された田中はフォルトゥナ・デュッセルドルフに残留。シーズン序盤は低調なパフォーマンスでファンの批判の対象となったが、その後はパフォーマンスを取り戻し、チームをブンデ…

日本代表MF田中碧(26)の移籍は刻々と迫っているようだ。

昨夏の移籍も噂された田中はフォルトゥナ・デュッセルドルフに残留。シーズン序盤は低調なパフォーマンスでファンの批判の対象となったが、その後はパフォーマンスを取り戻し、チームをブンデスリーガ昇格まであと一歩のところまで引き上げた。

しかし、昇格プレーオフではボーフム相手に大逆転負けを喫して2部残留。その影響もあり、田中の今夏の売却が噂されていた。

ステップアップを望んでいるとされる本人の意向もあり、移籍は確実かと思われたが、代理人変更の問題なども生じ、交渉が全く進まず、残留が既定路線に。すでにシーズンは開幕しており、2.ブンデスリーガで3試合、DFBポカールで1試合にフル出場している。

そんな中で浮上したのはチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへの移籍。移籍期限が迫る中で、265万ポンド(約5億円)の契約解除金を支払って、リーズが獲得すると報じられていた。

関心が伝えられた田中だが、デュッセルドルフは28日のトレーニングに田中が参加していないことを発表。決してボイコットではないとのことで、トレーニングできないとだけ発表されていた。

一方でドイツ『スカイ・スポーツ』は移籍が迫っていると報じ、移籍金400万ユーロ(約6億4000万円)で、2028年までの4年契約を結ぶことになるとした。なお、田中はイングランドへ出発したという。

9月に始まる北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のメンバーにも招集された田中。新天地への移籍を決め、チームに合流することになりそうだ。