日本サッカー協会は29日、9月に開幕する26年北中米W杯最終予選中国戦(5日、埼玉)、バーレーン戦(10日、アウェー)に臨む日本代表メンバーを発表した。*  *  * 昨季限りで現役を引退した元日本代表MF長谷部誠が、森保ジャパンに&ld…

 日本サッカー協会は29日、9月に開幕する26年北中米W杯最終予選中国戦(5日、埼玉)、バーレーン戦(10日、アウェー)に臨む日本代表メンバーを発表した。

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 昨季限りで現役を引退した元日本代表MF長谷部誠が、森保ジャパンに“電撃入閣”した。

 最終予選に臨むコーチリストに名を連ねた。コーチ登録は名波浩、斉藤俊秀、前田遼一、長谷部の4人となった。山本昌邦・ナショナルチームダイレクターは「IW(インターナショナルウィンドウ)の期間、彼にお願いしている」と語った。代表活動期間中のみ、チームに加わることになる見込みだ。

 長谷部氏は昨季限りでドイツ1部フランクフルトで現役を引退。「後悔は全くしていない。大きな満足とともにキャリアを終えられた」と22年間の現役生活を振り返っていた。現在はフランクフルトの下部組織でコーチを務めている。

 山本ダイレクターは「現場からの要望もあった」と明かし、「フランクフルトに在籍するコーチなので、そちらと契約を詰めるなどいろいろな準備をして、IWの期間は来ていただけると。フランクフルトからも好意的なコメントをもらい、WIN―WINの関係でこういうことが実現した」と語った。