「ソフトバンク1-4オリックス」(28日、長崎ビッグNスタジアム) オリックスはソフトバンクに勝利。連敗を避け、意地を見せた。 先発の山下舜平大投手は7回2安打1失点で今季2勝目。自己最速の161キロをマークするなど、剛速球がうなりを上げ…

 「ソフトバンク1-4オリックス」(28日、長崎ビッグNスタジアム)

 オリックスはソフトバンクに勝利。連敗を避け、意地を見せた。

 先発の山下舜平大投手は7回2安打1失点で今季2勝目。自己最速の161キロをマークするなど、剛速球がうなりを上げた。初回先頭の周東の打席。カウント2-2から161キロ直球で空振り三振を奪った。

 球団日本人では歴代最速。今季、山下は6月16日・ヤクルト戦でも160キロをたたき出していた。四回先頭に栗原に先制ソロを献上したのは痛恨だったが、同回の近藤から五回の海野まで4者連続三振を記録するなど圧倒した。

 打線は初回、1死一、二塁と得点圏に走者を進めたが、森、セデーニョが凡退。その後も走者を出しながらも本塁が遠い展開だった。ただ、1点を追う七回に2死満塁から福田、太田が連続の押し出し死球で勝ち越し。さらに、続く森も津森から死球を当てられ、3連続押し出しとなった。

 九回2死一塁では太田の左翼線適時二塁打で4点目を奪った。