日本卓球協会は27日、都内でパリ五輪報告会を開催し、規定に基づいてメダリストに報奨金を贈呈した。女子のエースで左腕を負傷しながら戦い抜いた早田ひな(日本生命)には、シングルス銅メダルの300万円、女子団体銀メダルの200万円の合計500万…

 日本卓球協会は27日、都内でパリ五輪報告会を開催し、規定に基づいてメダリストに報奨金を贈呈した。女子のエースで左腕を負傷しながら戦い抜いた早田ひな(日本生命)には、シングルス銅メダルの300万円、女子団体銀メダルの200万円の合計500万円を授与。同じく女子団体メンバーの平野美宇、張本美和(ともに木下グループ)もそれぞれ200万円を受け取り、女子日本代表の渡辺武弘監督には100万円が贈られた。

 また、五輪公式のメダルがない監督に対しては、日本協会からサプライズで特製メダルが贈られ、会場は騒然となった。透明な素材に早田、平野、張本の写真が刻まれた特別仕様のメダルで、渡辺監督は「これはすごく価値がある。ありがたいですね」と声を弾ませていた。