国際卓球連盟(ITTF)は27日、2024年第34週の世界ランキングを発表した。女子シングルスでは早田ひな(日本生命)をはじめ、各日本選手が上位につけるなか、自己最高位を記録した選手に注目が寄せられている。 ◆早田ひな、孫穎莎も評価した成長…

国際卓球連盟(ITTF)は27日、2024年第34週の世界ランキングを発表した。女子シングルスでは早田ひな(日本生命)をはじめ、各日本選手が上位につけるなか、自己最高位を記録した選手に注目が寄せられている。

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■トップ20位以内に4選手がランクイン

最新の世界ランキングでは5位に早田、8位に張本美和(木下グループ)、9位に伊藤美誠(スターツ)が入りトップ10をキープ。12位にも平野美宇(木下グループ)がおり、20位以内に4選手が顔を出している。

そんななか、11ランクアップで自己最高位の21位に浮上したのが大藤沙月(ミキハウス)。直近の「WTTコンテンダーリマ」でシングルス、ダブルスの二冠を獲得した20歳が一気にランクを上げて、日本勢では5番手に浮上した。

大藤に対してはWTT公式も注目を寄せており、「リマでの女子シングルスでは5戦全勝で、サツキ・オオドウはストレート勝ちで初のWTTシリーズ獲得という完璧な結果を残した」と評価を与え、「今週のランキングでは素晴らしい努力が報われて、キャリア最高位に躍り出た」とランクアップについて触れている。

パリ五輪が終わり、ロスへ向けた4年間が始まっていくなか、新たな世代の台頭にも期待が高まる卓球界。そのなかで2004年生まれの大藤が早田や張本美といった選手たちを窺う存在になるのかは注目される。

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