「巨人４－１広島」（２１日、東京ドーム）　試合前のメンバー表交換で巨人・阿部慎之助監督が広島・新井監督や審判団と話し込む場面があった。　阿部監督から言葉を切り出し、手ぶりを交えながら審判員に何かを主張。新井監督もうなずきながら言葉をかわし…

　「巨人４－１広島」（２１日、東京ドーム）

　試合前のメンバー表交換で巨人・阿部慎之助監督が広島・新井監督や審判団と話し込む場面があった。

　阿部監督から言葉を切り出し、手ぶりを交えながら審判員に何かを主張。新井監督もうなずきながら言葉をかわした。ＣＳ放送「日テレＧ＋」で解説を務めた元木大介氏も「何を話しているのか気になりますね」と思わずつぶやくほど。阿部監督は真剣な表情で何かを訴えていた。

　試合後、阿部監督は「昨日のプレーで映像を見返してコリジョンじゃないかって。僕らも肉眼ではわからなかったので。そういう場合はリクエストしてください」と審判団から伝えられたことを明かした。

　２０日の試合、七回２死二塁で門脇の放った遊撃へのゴロで、二走・大城卓が三塁へ。遊撃手の矢野は一塁はあきらめ、三塁へ送球して大城卓はタッチアウトとなった。

　この際、ランニングスローの勢いそのまま、矢野が三塁塁審と交錯して転倒。さらに、そのまま三塁手・小園に覆いかぶさるような格好となり、小園もバランスを崩して転倒した。阿部監督はこのプレーに関して「コリジョンではないか」と指摘した。