「全国高校野球選手権・準々決勝、関東第一2-1東海大相模」(19日、甲子園球場) 東海大相模は関東第一に競り負け、優勝した2015年以来の4強進出はならなかった。 元巨人選手で、母校を率いて初めて甲子園に出場した原俊介監督は「先制点が欲し…

 「全国高校野球選手権・準々決勝、関東第一2-1東海大相模」(19日、甲子園球場)

 東海大相模は関東第一に競り負け、優勝した2015年以来の4強進出はならなかった。

 元巨人選手で、母校を率いて初めて甲子園に出場した原俊介監督は「先制点が欲しかったが、バント2つで送れず、相手に先に取られた」と振り返った。プロも注目する東海大相模の198センチ左腕、藤田琉生投手は一発で先制を許し、九回途中で交代。「藤田は体力的に限界と代えました」とうなずいた。

 それでも、選手の奮闘をたたえた。2点を追う九回は粘り、1点差まで迫った。「選手たちは最後まで集中力を持ってやってくれた。素晴らしい夏をもらった。私自身も夢の中で、キラキラ輝いていました」と涙をぬぐった。