「ヤクルト2-8広島」(18日、神宮球場) 首位・広島が打線の躍動もあって快勝した。試合前の時点で2位・巨人とゲーム差なしという状況だったが、首位の座をキープした。20日からは敵地で巨人との3連戦が控えている。 打線は初回に坂倉の8号3ラ…

 「ヤクルト2-8広島」(18日、神宮球場)

 首位・広島が打線の躍動もあって快勝した。試合前の時点で2位・巨人とゲーム差なしという状況だったが、首位の座をキープした。20日からは敵地で巨人との3連戦が控えている。

 打線は初回に坂倉の8号3ランで先制に成功。三回には小園が234打席ぶりの一発となる2号ソロを右翼席に突き刺して加点した。さらに四回は石原に適時二塁打、秋山に犠飛が生まれ、相手先発・石川をKO。小園、末包、坂倉のクリーンアップ3人衆がそろって猛打賞、石原は二塁打3本で今季初の猛打賞とした。

 投げては先発・九里が6回4安打1失点、98球の好投で6勝目を挙げた。二回に村上に一発を浴びるも、それ以外は安定した投球を見せた。果敢な内角攻めも披露して、首位打者・サンタナを3三振に仕留めた。

 20日からは東京ドームで2位・巨人との首位攻防3連戦、23日からは本拠地で3位・阪神との3連戦が控えている。週明けからの勝負の6連戦に向けて弾みのつく白星となった。