開幕戦で決勝弾の南野。チームを勝利に導いた(C)Getty Images フランスの各メディアから賛辞が相次いでいる。 モナコの南野拓実は現地時間8月17日、リーグ・アン開幕節のサンテティエンヌ戦にフル出場。ホームで1-0と勝利した…

開幕戦で決勝弾の南野。チームを勝利に導いた(C)Getty Images

 フランスの各メディアから賛辞が相次いでいる。

 モナコの南野拓実は現地時間8月17日、リーグ・アン開幕節のサンテティエンヌ戦にフル出場。ホームで1-0と勝利した一戦で、決勝ゴールを奪った。

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 4-4-2フォーメーションの右サイドハーフで先発した南野は、立ち上がりからインサイドにポジションを取り、攻撃の組み立てに絡んだ。ゲームの主導権を握り迎えた21分には、ブレール・エンボロのヒールパスを収め、相手GKとの1対1を冷静に制す。しかし、VAR判定によりオフサイドとジャッジされ、ノーゴールとなった。

 それでも28分に南野は、バンデルソンからの浮き球のスルーパスをダイレクトでシュート。裏への抜け出しからループショットまで美しいフィニッシュで、パーフェクトなゴールを決めた。

 この華麗な一発にフランス各メディアからは称賛が止まない。『ONZE MONDIAL』が「素晴らしいインスピレーション」と伝えれば、『L’EQUIPE』は「上品なゴール」と表現。『FOOT MERCATO』は「完璧なロブを打った」と褒めちぎった。
 
 得点後もスルーパスでチャンスに関与するなど、最後まで攻撃陣を牽引した南野。フランスメディア『Homme du Match』は採点「6.5」で次のように評価した。

「この日本代表FWは、開幕初日から試合の中心にいた。最初のタッチは21分で、美しいボールを放ったが、これはオフサイドで認められなかった。28分には、バンデルソンの見事なクロスに反応し、今度はピンポイントのロブでゴールを決めた」

 また、フランスメディア『maxifoot』は南野に採点「7.5」を与えてマン・オブ・ザ・マッチに選び、こう絶賛している。

「オフサイドポジションで一度はゴールを取り消されたが、この日本人FWは華麗なスウィングボールで見事な得点を決めた。彼は常に危険なプレーを見せ、後半には3度、得点数を倍増させるところまで迫った。ピッチ上で最もアクティブで脅威的な選手だった」

 ハイパフォーマンスで開幕戦勝利に貢献した南野は、次節でもゴールなるか。リーグ・アン2節は8月24日、アウェーでリヨンと対戦する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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