(17日、第106回全国高校野球選手権大会3回戦 早稲田実2―3大社=延長十一回タイブレーク) 早稲田実の卒業生で、日本ハムの清宮幸太郎(25)が甲子園にかけつけ、六回表から試合終了まで母校の試合を見守った。清宮は、2015年の甲子園大会で…

(17日、第106回全国高校野球選手権大会3回戦 早稲田実2―3大社=延長十一回タイブレーク)

 早稲田実の卒業生で、日本ハムの清宮幸太郎(25)が甲子園にかけつけ、六回表から試合終了まで母校の試合を見守った。清宮は、2015年の甲子園大会で早稲田実が4強に進出した際に、1年生3番一塁手として出場していた。この日は京セラドームでのオリックス戦を終え、甲子園入りした。

 試合後の清宮のコメントは以下の通り。

 母校の出場は僕が1年生で出場した2015年以来、9年ぶり。

 甲子園で後輩たちの試合が見られる日をずっと楽しみにしていました。

 たまたま大阪で試合があって今日来られて、こんなにいい試合を見せてもらった。本当にありがとう。後輩たちに感謝です。

 早稲田の応援は伝統的なものなので、久々に生で聞けて、すごいうれしかったです。

 (伝統校の)大社もすごい泥臭さというか、一生懸命さというか、みんなでカバーし合って、すごくいいチームだなと思いました。

 早実は負けてしまいましたが、最後(九回裏1死二、三塁)の内野手5人の守りとか、むちゃくちゃ勝利への執念を感じました。

 勝ちへの執念を改めて教えてもらいました。僕もがんばります。(中村英一郎)