「ヤクルト-広島」(17日、神宮球場) 広島の先発・大瀬良大地投手が今季自己ワーストとなる六回途中7安打6失点で降板した。登板前まで防御率0点台だったが、これで防御率は1・37になった。 1-1の六回に落とし穴が待っていた。1死から長岡、…

 「ヤクルト-広島」(17日、神宮球場)

 広島の先発・大瀬良大地投手が今季自己ワーストとなる六回途中7安打6失点で降板した。登板前まで防御率0点台だったが、これで防御率は1・37になった。

 1-1の六回に落とし穴が待っていた。1死から長岡、サンタナに連打されると、初回に先制打を浴びていた村上に四球を献上して満塁に。ここでオスナに三塁線を破られる勝ち越し2点適時打を食らった。さらに松本直にも適時打。2死一、三塁から岩田に左越えの2点適時二塁打を浴びたところで降板となった。

 交代を告げられると、口を真一文字にしてマウンドを降りた右腕。ベンチ前で出迎えたナインに向かっては顔をしかめて悔しさをあらわにした。

 大瀬良は前回登板の8日・巨人戦で七回途中5失点で2敗目。2登板続けて、悔しさの残る登板となった。登板前の時点で防御率は0・96でリーグ1位、両リーグを通じてただ一人の0点台だった。