28日に開幕するパリ・パラリンピックの車いす陸上競技に出場する岡山市在住の佐藤友祈選手(34)が14日、市役所を訪れ、「(東京大会からの)3年間の集大成として二つの金メダルを持ち帰りたい」と意気込みを語った。佐藤選手は21歳の時に脊髄(せ…
28日に開幕するパリ・パラリンピックの車いす陸上競技に出場する岡山市在住の佐藤友祈選手(34)が14日、市役所を訪れ、「(東京大会からの)3年間の集大成として二つの金メダルを持ち帰りたい」と意気込みを語った。
佐藤選手は21歳の時に脊髄(せきずい)炎を発症し車いす生活に。テレビでパラリンピックを観戦したことをきっかけに2012年からパラ陸上を始めた。リオデジャネイロ、東京に続くパラリンピック3大会連続出場で、東京パラでは、400メートルと1500メートルでパラ記録を打ち立て金メダルを獲得した。
今回、佐藤選手が出場する車いすT52では1500メートルの種目がなくなり、400メートルと100メートルに出場する。この日は大森雅夫市長から激励金として10万円が贈られた。(水田道雄)