「ブルワーズ-ドジャース」(14日、ミルウォーキー) ドジャースの先発、ビューラーが左股関節炎症から復帰し、6月18日以来の登板となったが、四回途中3安打4失点(1自責)でKO。5連勝中のチームの勢いに乗ることはできなかった。 ドジャースは…

「ブルワーズ-ドジャース」(14日、ミルウォーキー)

 ドジャースの先発、ビューラーが左股関節炎症から復帰し、6月18日以来の登板となったが、四回途中3安打4失点(1自責)でKO。5連勝中のチームの勢いに乗ることはできなかった。

 ドジャースは初回に大谷が三塁失策で出塁し、無死満塁から押し出し四球で先制。さらに犠飛と適時二塁打で3点を奪った。

 ところが、約2カ月ぶりのマウンドに立ったビューラーがピリッとしない。初回から3者連続四球で無死満塁。中堅キアマイヤーが中飛から時速159キロの強肩返球併殺などで無失点に切り抜けたが、続く二回は先頭にソロ被弾。遊失などで2死一塁となったところで適時三塁打、適時内野安打で2点を失い、同点とされた。

 三回を3人で片づけ、持ち直したかに見えたが、四回にこの日4つ目の四球で先頭を歩かせ、二盗と内野安打で勝ち越し点を許す。ベンチからロバーツ監督が出て降板を告げられた。今後に不安を残す投球となった。