J2ベガルタ仙台は14日、次節のホーム・鹿児島戦(17日、ユアスタ)に向けて仙台市内で2部練習を行った。5月の前回対戦(1〇0)でプロ初ゴールを決めて勝利に導いたDF高田椋汰(24)は「ずっといい思い出がある。ゴールは常に狙っているので、…

 J2ベガルタ仙台は14日、次節のホーム・鹿児島戦(17日、ユアスタ)に向けて仙台市内で2部練習を行った。5月の前回対戦(1〇0)でプロ初ゴールを決めて勝利に導いたDF高田椋汰(24)は「ずっといい思い出がある。ゴールは常に狙っているので、また決められたら」と活躍を誓った。

 攻守で躍動し、今季2度目の3連勝に導く。主戦場は右サイドバック(SB)だが、今季はけが人が多く出ている左SBをメインに先発している。前節の水戸戦(1〇0)では右SBの真瀬拓海がイエロー2枚で退場し、鹿児島戦では右SBとして出場する可能性がある。約1か月ぶりとなる本職のポジションに「右の方がやりやすさはある。自分の良さを出しながら攻撃で貢献したい」と闘志を燃やしている。

 宮崎県延岡市出身のDFとして、8日に宮崎県で発生した震度6弱の地震は他人事ではない。幸いにも身近な人々の被害はなかったが「まだどこかで復興が間に合ってない地域もあると思う」と不安視。「うれしいニュースを届けられるように頑張りたい」と結果を出す。

 17日には24年連続でキャンプ地にしている延岡市から小学生の選抜チームが来場し、前座の試合や鹿児島戦などを観戦する。地元の子どもたちの前で「ちゃんと活躍してるところを見せたい」。豊富な運動量でピッチを縦横無尽に駆け回り、ゴールを狙う。

(山崎 賢人)