「日本ハム4-1ロッテ」(14日、エスコンフィールド) 日本ハムが勝利して2位に再浮上した。今季のロッテ戦を13勝6敗1分とし、残り5試合を残して勝ち越しを決めた。新庄政権ではリーグ戦は2年連続全球団に負け越しており、3年目で初の勝ち越し…

 「日本ハム4-1ロッテ」(14日、エスコンフィールド)

 日本ハムが勝利して2位に再浮上した。今季のロッテ戦を13勝6敗1分とし、残り5試合を残して勝ち越しを決めた。新庄政権ではリーグ戦は2年連続全球団に負け越しており、3年目で初の勝ち越しとなった。

 1点を追う初回は、レイエスが左越えに11号ソロを放ち同点。二回は万波の左翼線二塁打などで無死二、三塁とし、敵失で1点を勝ち越した。

 “新庄劇場”はここから。二回はさらに無死二、三塁から伏見が膝をつきながら初球スクイズを成功し「執念!!」とコメント。続く水野も1死三塁から、同じように膝をつきながら初球スクイズを決めて「寅威さんの真似をしました」とコメントした。2球連続スクイズで2点を加えて、ベンチの新庄監督は大きなガッツポーズを作って喜びを表現した。

 昨年6月24日のロッテ戦(ZOZO)では、同点の九回無死二、三塁から石井の4球目のスクイズを外され、さらに1死三塁から6球目のスクイズも外された。2連続スクイズ失敗の借りを、2球連続スクイズ成功できっちり返して見せた。

 先発の山崎は初回に3安打に失策が絡み1点を先制されたが、二回以降は緩急自在の投球。八回途中まで1失点に抑えて、8勝目を挙げた。