「全国高校野球選手権・2回戦、小松大谷3-0大阪桐蔭」(14日、甲子園球場) 小松大谷(石川)が大阪桐蔭(大阪)を撃破した。 七回に相手の守備のミスに乗じて1点を先制すると、田西の中前タイムリーで2得点。八回にも1点を加えた。 先発の西川…

 「全国高校野球選手権・2回戦、小松大谷3-0大阪桐蔭」(14日、甲子園球場)

 小松大谷(石川)が大阪桐蔭(大阪)を撃破した。

 七回に相手の守備のミスに乗じて1点を先制すると、田西の中前タイムリーで2得点。八回にも1点を加えた。

 先発の西川は相手の強力打線を散発5安打に抑え、92球で完封した。

 小松大谷は1回戦で明豊(大分)に8-4で勝ち甲子園初勝利。2回戦も春夏合わせて全国制覇9度の強敵を破った。

 試合後、西野監督は「信じられない気持ちです」、西川は「実感は沸かないが、やってしまったんだな、という気持ちです」とそれぞれ第一声を発した。

 西川は92球での完封については「三振も取れない投手なので、自分ができることは打たせて(取って)チームにリズムを作ること。それができたことが完封勝ちにつながった」と分析。自己採点は「85点」とし「無駄な球も無駄な四球もあった。そういうことをつぶしていかないと甲子園優勝にはつながらない」とさらに上を見据えた。