広島・田村が躍動…打率.455で1軍昇格をアピール 後半戦に入り、広島・田村俊介外野手がファームで復調の兆しを見せている。7月26日からの後半戦15試合で55打数25安打、打率.455と驚愕の成績を残している。20歳の光る打力センスに「1軍…

広島・田村が躍動…打率.455で1軍昇格をアピール

 後半戦に入り、広島・田村俊介外野手がファームで復調の兆しを見せている。7月26日からの後半戦15試合で55打数25安打、打率.455と驚愕の成績を残している。20歳の光る打力センスに「1軍で見たい」「申し分ない」とファンも期待を寄せている。

 8月13日に由宇で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦では、後半戦初本塁打となる3号ソロを放ち長打力も披露。2軍の前半戦は打率.207と苦しむも、夏場に入り.292まで上昇し、1軍昇格をアピールしている。

 今季は開幕1軍入りを果たすも、打率.200前後と結果を残せずに5月8日に出場選手登録を抹消。不調が続いていたが、7月26日からの後半戦では、同日の阪神戦から8月13日のくふうハヤテ戦までの15試合で55打数25安打、打率.455と存在感を放っている。

 田村は2021年ドラフトで、愛工大名電高からドラフト4位指名で広島に入団した20歳。今年の3月上旬には日本代表「侍ジャパン」に選出され、欧州代表戦に出場。オープン戦でも3本塁打を放つなど、広島の将来を背負って立つ逸材として期待されている。

 覚醒気配が漂う20歳の活躍に、SNS上には「2軍でやることない」「エグい」「そろそろ上がってこんか?」とコメントが並んだ。6年ぶりのリーグ優勝に向けてセ・リーグ首位を走る広島に20歳の若武者が加わることができるか、期待が集まっている。(Full-Count編集部)