「全国高校野球選手権・2回戦、石橋5-0聖和学園」(13日、甲子園球場) 四回1死満塁で先制2点タイムリーを放った石橋(栃木)の伊沢颯盛内野手が、熱中症のため六回の守備から退いた。両ふくらはぎがつるなどの症状があったため、医師に熱中症との…

 「全国高校野球選手権・2回戦、石橋5-0聖和学園」(13日、甲子園球場)

 四回1死満塁で先制2点タイムリーを放った石橋(栃木)の伊沢颯盛内野手が、熱中症のため六回の守備から退いた。両ふくらはぎがつるなどの症状があったため、医師に熱中症との診断された。アイシング、マッサージなどの処置を受けた後、コーチに付き添われてタクシーで宿舎に戻ったという。

 伊沢は大会本部を通じてコメントを発表。四回の先制適時打について「打ったのは真ん中あたりの真っすぐ。1打席目は凡退してしまったけど、栃木大会の決勝でも同じ満塁で打席が回ってきて、三塁打を打っていて、いいイメージがあった。自分はつないでいく打者だと思っているので、とにかくつないで後の打者にと思っていた。先制点が欲しかったので結果、タイムリーになってよかった」などと振り返った。

 オレンジに染まったアルプス席の大応援団に後押しされたといい「これだけ応援してくれる人がいるというのが可視化されるというか、よくわかって、つらくなったら応援を見て、落ち着くことができた。四回の打席も追い込まれてからアルプスを見た。追い込まれたけどヒットになったのは応援のおかげだと思う」と感謝した。