「ガーディアンズ-カブス」(12日、クリーブランド) カブス・今永昇太投手が先発し、5回7安打7失点(自責点3)で降板した。 今永は立ち上がりからフォーシームとスプリットを高低に投げ分けてほんろう。三回2死で初安打を浴びるまで一人の走者も…

 「ガーディアンズ-カブス」(12日、クリーブランド)

 カブス・今永昇太投手が先発し、5回7安打7失点(自責点3)で降板した。

 今永は立ち上がりからフォーシームとスプリットを高低に投げ分けてほんろう。三回2死で初安打を浴びるまで一人の走者も出さない完璧に近い立ち上がりだった。

 しかし3-0で迎えた四回は先頭に四球。1死後に味方の三ゴロ失策で一、二塁とされると2死後にネイラーの右前適時打で1点を返された。続くノエルには左翼ポールのわずかに内側を通過する逆転3ランを被弾。マウンドで悔しそうな表情を浮かべた。

 五回も1死から左前打を許すと、続くクワンに右越え2ランを被弾。この回はさらに1点を追加され、3-7とリードを広げられた。

 チームが4連勝で迎えた一戦。今永は試合前まで9勝(2敗)で、昨年の千賀(メッツ)に続く日本選手9人目のメジャー1年目での2桁10勝目がかかっていた。