「全国高校野球選手権・2回戦、青森山田9-1長野日大」(13日、甲子園球場) 青森山田(青森)の1番・佐藤洸史郎(2年)が四回、今大会2号となる左越えソロと放った。 4-0の四回1死走者なし。2ボールからの3球目、真ん中に甘く入ったストレ…

 「全国高校野球選手権・2回戦、青森山田9-1長野日大」(13日、甲子園球場)

 青森山田(青森)の1番・佐藤洸史郎(2年)が四回、今大会2号となる左越えソロと放った。

 4-0の四回1死走者なし。2ボールからの3球目、真ん中に甘く入ったストレートをとらえた打球が左翼ポール際に飛びこんだ。

 青森大会決勝でも逆転満塁打を放った佐藤洸。春のセンバツでは3試合で無安打だっただけに、うれしい甲子園初安打となった。

 「センバツは右肩をけがしていて結果が出せず落ち込んでいた。切り替えて1本出てよかった」と佐藤洸。新基準バットによる右打者の甲子園初本塁打となったが「考えていなかったが、記録を残せたのはよかった」と話した。

 今大会は前日12日に東海大相模(神奈川)の柴田が富山商戦で大会1号となるソロ本塁打。開幕から19試合目での大会初アーチは史上最も遅い記録だった。今春のセンバツから低反発の新基準バットが導入され、この日の佐藤洸が5本目の本塁打となったが、右打者では初めて。