13日の巨人戦(東京ド)に先発する阪神の才木浩人投手(25)が12日、高橋の復帰星に続くと誓った。才木も20年オフにトミー・ジョン手術を受け、一緒にリハビリをした間柄。「自分も頑張ろうと思います」と先輩左腕の快投に奮い立たされた。 11日…

 13日の巨人戦(東京ド)に先発する阪神の才木浩人投手(25)が12日、高橋の復帰星に続くと誓った。才木も20年オフにトミー・ジョン手術を受け、一緒にリハビリをした間柄。「自分も頑張ろうと思います」と先輩左腕の快投に奮い立たされた。

 11日の広島戦(京セラ)は東京への移動もあって映像こそ見られなかったが、速報ではチェックしていた。「俺もあんな時あったなと思いながら見てましたけど」。自身も1軍復帰登板となった22年7月3日・中日戦で涙の復帰勝利を挙げた。

 高橋も5回無失点で1025日ぶりの白星。「チームを勝利に導いていますし、本人もすごいホッとしていると思う。何とか自分も続いていけるように投げられたら」。大事な9連戦の最終カード。2位の巨人相手に負けられない。

 前回登板の6日・ヤクルト戦(神宮)では6回を投げ、今季ワーストの4失点。節目の10勝目もかかるだけに、連続でやられたくない。伝統の一戦は今季6度目の登板。「基本的に真っすぐだけしっかり腕を振って投げられたら問題ない」と対策を練った。

 才木も苦難を乗り越えて、今季は先発ローテの大きな柱となっている。「ゼロに抑えて、チームが勝てるように試合がつくれれば」。逆転優勝のためにも、チームの勢いを加速させる。