「ヤクルト5-4中日」(12日、神宮球場) 高津ヤクルトがサヨナラ勝利で、中日に同率で並ぶ5位に浮上。1カ月ぶりの1軍先発となった小川は6回途中を3失点と踏ん張ったが、再び抹消されることになった。試合後に高津監督が明言した。 序盤から援護…

 「ヤクルト5-4中日」(12日、神宮球場)

 高津ヤクルトがサヨナラ勝利で、中日に同率で並ぶ5位に浮上。1カ月ぶりの1軍先発となった小川は6回途中を3失点と踏ん張ったが、再び抹消されることになった。試合後に高津監督が明言した。

 序盤から援護をもらいながら粘りの投球を続けた小川だったが、四回に3本の長打を浴びるなど同点に追いつかれた。それでも味方が再び勝ち越しに成功し、5回1/3を6安打3失点で降板。白星の権利は九回にスルリと逃したが、「2軍でやってきたことを出して内角の攻めもできた。課題も出ましたけど、またしっかりやっていきたい」と前向きなコメントを残していた。

 それでも試合後の高津監督は辛口評価だった。「なんとも言えないっていうのが正直なところかな」と言い、「ちょっと長打を簡単に打たれすぎるところがあったので、より制球、より緩急、より高さっていうところは求めてやっていかなきゃいけない」と露呈した課題を言及。

 「人数はいるので」と抹消することを明言し、「これじゃダメですよ。ちょっと辛口になるかもしれないですけど、まだ34歳。まだまだ全然成長できる僕は年齢だと思っているので、いろんなことを見つめ直して、うまくなってほしい、上達してほしいなと思いますね」と厳しいエールを送った。