「広島-DeNA」(12日、マツダスタジアム) 首位を走る広島が三回に1イニング7安打6得点の猛攻で逆転に成功した。相手先発・森唯をKOし、中村奨成にも適時二塁打が生まれた。 0-1で迎えた三回は先頭の秋山が左前打を放つなどして1死二塁の…

 「広島-DeNA」(12日、マツダスタジアム)

 首位を走る広島が三回に1イニング7安打6得点の猛攻で逆転に成功した。相手先発・森唯をKOし、中村奨成にも適時二塁打が生まれた。

 0-1で迎えた三回は先頭の秋山が左前打を放つなどして1死二塁の好機をつくり、野間が中前への同点適時打。さらに1死一塁からランエンドヒット敢行し、打者・小園が中前打として一、三塁に。次打者・坂倉の場面で、またしても一走がスタートを切り、坂倉がヒッティングで左前打として勝ち越しの適時打となった。2者連続のランエンドヒットで試合をひっくり返した。

 その後も勢いは止まらず、2死一、三塁から中村奨成が京山の150キロ直球を捉えて、左翼フェンス直撃の今季初長打&打点となる2点適時二塁打。2戦連続スタメン起用に応えた若鯉はベンチに向かって拳を突き上げた。中村奨は11日に1軍昇格したばかり。好調の打撃でアピールした。

 さらに投手の玉村にも適時打が飛び出した、1イニング6得点の猛攻を見せた。