「巨人1-0阪神」(12日、東京ドーム) 阪神が佐藤輝の悪送球で巨人に先制を許した。 初回2死二塁から、三塁線に飛んだ岡本和の打球をバックハンドでスライディング捕球したまでは良かったが、一塁への送球がワンバウンドとなって大山が捕球できず、…

 「巨人1-0阪神」(12日、東京ドーム)

 阪神が佐藤輝の悪送球で巨人に先制を許した。

 初回2死二塁から、三塁線に飛んだ岡本和の打球をバックハンドでスライディング捕球したまでは良かったが、一塁への送球がワンバウンドとなって大山が捕球できず、その間に二塁走者の丸が生還した。

 両リーグワーストとなる19個目の失策。佐藤輝は上空を見上げて無念さを募らせるシーンがあった。CSで解説を務めた阪神OBの能見篤史氏は「ちょっと送球が中途半端になってしまいましたね」としつつ、「なんとか大山選手にはカバーしてほしかったですね」と話した。

 試合はそのまま両軍無得点のまま進み、九回2死から佐藤輝が空振り三振を喫してゲームセット。佐藤輝はこれで3試合連続無安打となり、守備では直近6試合で5失策目となった。