「ドジャース6-5パイレーツ」(11日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手は同点の延長十回、一打サヨナラの好機で三邪飛に倒れた。それでも続くT・ヘルナンデスが右前にサヨナラ打を放ち、スイープに成功した。 1点を勝ち越されて迎えた延長…

 「ドジャース6-5パイレーツ」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は同点の延長十回、一打サヨナラの好機で三邪飛に倒れた。それでも続くT・ヘルナンデスが右前にサヨナラ打を放ち、スイープに成功した。

 1点を勝ち越されて迎えた延長十回。K・ヘルナンデスが左翼線へ適時二塁打を放ち、まず同点に追いついた。さらにパヘズがフルカウントから相手投手のピッチクロック違反により四球で出塁。1死一、二塁で打席に入ると、2球で追い込まれてしまった。それでもインハイの直球を見送り、最後は高めの直球を打ち損じての三邪飛に倒れた。スタンドからは大きなタメ息が漏れたが、T・ヘルナンデスが右前にサヨナラ安打を放った。

 大谷は笑みを浮かべてヒーローのもとへ。だがテオが走るスピードが速く、タッチできずに思わず苦笑いを浮かべた。

 この日は右翼線に痛烈な打球を放ち、一気に三塁を陥れていた大谷。チームは2点リードしながら終盤に同点2ランを浴び、試合を振り出しに戻されていた。