<パリオリンピック(五輪):自転車/トラック>◇11日◇男子ケイリン決勝◇サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム日本勢16年ぶりに決勝の舞台に立った中野慎詞(25=日本競輪選手会)は、最終4コーナーで落車し、棄権となった。日本発祥の種目で…

<パリオリンピック(五輪):自転車/トラック>◇11日◇男子ケイリン決勝◇サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム

日本勢16年ぶりに決勝の舞台に立った中野慎詞(25=日本競輪選手会)は、最終4コーナーで落車し、棄権となった。日本発祥の種目で史上初の金メダルに挑んだが及ばなかった。

レースは抽選でペーサー(誘導)の後ろとなる先頭からスタート。2番手と絶好の位置を確保していたが最終4コーナーで接触があり、落車し無念の棄権となった。

◆中野慎詞(なかの・しんじ)1999年(平11)6月8日、岩手県花巻市生まれ。早大卒。中学までアルペンスキーに打ち込む。紫波総合高で自転車を始め、早大在学中にナショナルチーム入り。日本競輪選手養成所を特例となる早期卒業し、22年元日の初出走からデビュー30連勝の新記録を樹立。23年英・グラスゴーでの世界選手権ケイリンで銅メダル。176センチ、84キロ。血液型A。