北口は1投目で自己ベストをたたきだした(C)Getty Images パリ五輪陸上やり投げ決勝が日本時間11日に行われ、23年世界女王の北口榛花が、日本女子のトラック・フィールド種目で日本初となる金メダルを獲得した。 【関連記事】…

北口は1投目で自己ベストをたたきだした(C)Getty Images

 パリ五輪陸上やり投げ決勝が日本時間11日に行われ、23年世界女王の北口榛花が、日本女子のトラック・フィールド種目で日本初となる金メダルを獲得した。

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 北口は1投目にいきなり65メートル80の今季自己ベストをマークするとガッツポーズを見せ、ライバルにじわじわと重圧を与えた。

 昨季から今季にかけては同競技で11連勝中、外国人選手がマークする中、注目の第1投で自己ベストを決めてきたのは、さすがだった。

 結局、この第1投が決めてとなり、最終6投前に戴冠が決定。優勝者だけが鳴らすことができる競技場の鐘を絶叫とともに鳴らすなど、喜びを爆発させた。

 ネットでは北口の"もぐもぐタイム"にも注目が集まった。前半の3投を終え、上位8人による投てきに入る前、北口はうつ伏せになってカステラをもぐもぐと捕食。快挙を伝える朝の情報番組でもこのシーンが注目された。

 SNSでは「可愛い」「オリンピックの舞台は自宅のリビング!?」「脱力のお手本のようなお姿」などの声が上がった。Xでは「カステラ」がトレンド入りしたほどだった。

 一方、このカステラを食べる行為は北口にとっては”ゲン担ぎ”としても知られており、過去には食べていたときに好記録を出したことで、続けていると話していた。

 しっかり栄養を補給した上で大舞台に臨んでいた北口においては、目元にも注目が高まった。

 ピンクのラメ入りのアイシャドーをほどこし、気持ちを上げる効果もあるとされるメイクでも自身を鼓舞した。

 このメイク姿にもSNS上では「アイシャドウ、どこの?」「似合ってる!」「めちゃくちゃ可愛い」という声と、髪をまとめたヘアピンと同色系でまとめられていたことで「強い上に、格好いい!」と称賛の声が続々と集まっている。

 開幕前から金メダル候補と注目されながら、しっかりと結果を残し、強いハート、愛らしい笑顔でファンも増やした。日本女子トラック・フィールド界に明るい光をもたらした。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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