「全国高校野球選手権・1回戦、早実8-4鳴門渦潮」(11日、甲子園球場) 早実が逆転勝ち。清宮幸太郎を擁した2015年以来となる夏44勝目、春夏通算67勝目を挙げた。 初回に2点を先制された早実は直後の二回に反撃。2死満塁の好機で、主将の…

 「全国高校野球選手権・1回戦、早実8-4鳴門渦潮」(11日、甲子園球場)

 早実が逆転勝ち。清宮幸太郎を擁した2015年以来となる夏44勝目、春夏通算67勝目を挙げた。

 初回に2点を先制された早実は直後の二回に反撃。2死満塁の好機で、主将の宇野が左翼フェンスを直撃する走者一掃の逆転二塁打を放った。

 六回にも1点を加え、1点差に迫られた直後の七回には山中、国光の連続タイムリーで2点を追加。八、九回にも1点ずつを奪って粘る相手を振り切った。宇野は二塁打2本を含む3安打3打点の活躍だった。

 早実の和泉監督は宇野の特大飛球について「打球がどこに行ったか見えなかったですね」と振り返り、9年ぶりの勝利に「甲子園は非常にいい眺めに見えました」と話した。