広島・菊池が阪神・糸原の安打性ゴロを強奪…アウトにした■広島 5ー1 阪神(10日・京セラドーム) 広島は10日の阪神戦(京セラドーム)に5-1で快勝し、首位の座をガッチリキープした。森下暢仁投手が完投勝利をマークしたが、堅い守備陣が好投を…

広島・菊池が阪神・糸原の安打性ゴロを強奪…アウトにした

■広島 5ー1 阪神(10日・京セラドーム)

 広島は10日の阪神戦(京セラドーム)に5-1で快勝し、首位の座をガッチリキープした。森下暢仁投手が完投勝利をマークしたが、堅い守備陣が好投を後押しした。「6番・二塁」で出場した名手・菊池涼介内野手は一、二塁間を抜けそうな当たりで美技を披露。「相変わらず素晴らしい」「ホント惚れ惚れするよ」とファンは声をあげている。

 8回先頭の代打・糸原が放った一、二塁間のゴロ。深い守備位置の菊池は体を寄せて最後はスライディングキャッチすると、1回転して一塁へ送球。鮮やかにアウトにした。

 2013年から2022年まで10年連続ゴールデングラブ賞に輝いた名手。昨年は阪神・中野に同賞を譲ったが、34歳で迎えた13年目シーズンも健在。攻守に存在感を発揮し、首位を走るチームに貢献している。

 SNSには歓喜の声が続々。「好プレーを好プレーと見せないのが菊池涼介」「プロの美技」「菊さんの真骨頂」「全然衰えない」「安心安定の守備」「やっぱり凄いな」とコメントが寄せられた。また、この日の敗戦でゲーム差が4に広がった阪神ファンも脱帽。「何回ヒット損するねんて」「糸原ヒット1本損した」と声があがっていた。(Full-Count編集部)