◆パリ五輪 第16日 ▽近代五種(10日・パリ北アリーナ、ベルサイユ宮殿) 近代五種男子で、佐藤大宗(自衛隊)が2位になり、日本勢初の表彰台に立った。馬術で2位発進し、2種目目のフェンシングも2位、続く競泳で総合4位に下がったが、最終種目の…

◆パリ五輪 第16日 ▽近代五種(10日・パリ北アリーナ、ベルサイユ宮殿)

 近代五種男子で、佐藤大宗(自衛隊)が2位になり、日本勢初の表彰台に立った。馬術で2位発進し、2種目目のフェンシングも2位、続く競泳で総合4位に下がったが、最終種目の「射撃とランニング」で逆転。銀メダルを獲得した。1912年ストックホルム大会から採用され、過去に入賞すらなかった伝統競技で新たな歴史を作った。

 パリ五輪フェンシング男子エペ団体で銀メダリストの山田優(山一商事)は、自身のX(旧ツイッター)で「たいしゅうさん銀メダル!!!!近五の歴史かえた!!!佐藤大宗!!!近五!!!!!!たいしゅうさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!」と大興奮。続けて「まじ泣いた!!!!!!こんな日がくるなんて!!!!!しかもたいしゅうさん!!!たいしゅうさん!!!!!!!!!!」と大喜びした。

 山田はかつて自衛隊に所属し、特例としてフェンシングのエペが実施種目に含まれる近代五種班として活動していた。