パリ・オリンピック(五輪)第16日の10日、近代5種男子決勝があり、佐藤大宗(自衛隊体育学校)が銀メダルを獲得した。1912年ストックホルム大会で五輪種目となったこの競技で、日本勢のメダル獲得は初めて。 佐藤は9日の準決勝で36人中2位の…

 パリ・オリンピック(五輪)第16日の10日、近代5種男子決勝があり、佐藤大宗(自衛隊体育学校)が銀メダルを獲得した。1912年ストックホルム大会で五輪種目となったこの競技で、日本勢のメダル獲得は初めて。

 佐藤は9日の準決勝で36人中2位の好成績を残していた。

 「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれる近代5種は、馬術、フェンシング、水泳、レーザーラン(射撃とラン)で競う。今大会を最後に馬術が外れ、2028年ロサンゼルス大会では障害物レースが加わる。

 佐藤は青森県出身。高校まで水泳を続け、海上自衛隊に入隊。競技歴は11年で、23年5月のワールドカップ(W杯)で日本選手の個人初メダルとなる2位に入った。