コミュニティーシルド、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティのダービーが10日に行われ、1-1で90分を終了。PK戦の末、6-7としたシティがコミュニティシールドを制している。 昨季のFAカップ王者ユナイテッドとプレミアリ…

コミュニティーシルド、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティのダービーが10日に行われ、1-1で90分を終了。PK戦の末、6-7としたシティがコミュニティシールドを制している。

昨季のFAカップ王者ユナイテッドとプレミアリーグ王者シティの新シーズン開幕を告げる一戦。

来週にプレミアリーグ開幕を控える中、ユナイテッドは新戦力のヨロが負傷。ザークツィーがベンチスタートとなり、スタメンは昨季の面々が名を連ねた。

一方、シティはユーロ2024決勝に出場したロドリ、ウォーカー、フォーデン、ストーンズらが欠場。ボブやオライリー、マカティーら若手がスタメンとなった。

ブルーノ・フェルナンデスを最前線に配す[4-2-3-1]で臨んだユナイテッドに対し、ハーランドを最前線に据えたシティが戦前の予想通りボールを持つ展開で立ち上がったダービー。

左サイドのドクの仕掛けを起点に徐々に圧力を強めていったシティは22分、ボックス右に侵入したボブのカットインシュートでゴールに迫る。

さらに24分、マルティネスのミスパスをカットした流れから、ボックス右のマカティーが左ポスト直撃の決定機を演出した。

守勢のユナイテッドは右サイドのアマドを起点に打開を図ると、31分にはカゼミロとのパス交換からボックス右に侵入する決定機を迎えたが、パスを選択してしまいゴールならず。

さらに36分、ラッシュフォードに決定機が訪れたユナイテッドがシティを牽制しつつ、ゴールレスでハーフタイムに入った。

迎えた後半、54分にユナイテッドがビューティフルゴールで先制しかける。ボックス手前左からブルーノ・フェルナンデスが狙ったコントロールシュートが見事ゴール右上に吸い込まれたが、その前にオフサイドがあってノーゴールに。

その後、ガルナチョやペリストリら4選手を投入したユナイテッドに対し、シティも新戦力のサヴィオを投入。

すると75分、ユナイテッドに先制の絶好機。ガルナチョが右サイドを抜け出してラストパス。ラッシュフォードがGKと一対一になったが、ダイクレトで放ったシュートはポストに直撃した。

それでも82分に押し切る。ブルーノ・フェルナンデスのパスを受けたガルナチョがボックス右に侵入。カットインから左足でシュートを流し込んだ。

しかし89分、シティがワンチャンスで同点弾。ボックス右で縦に仕掛けたボブがクロスを上げると、途中出場ベルナルド・シウバのヘディングシュートが決まった。

90分では決着が付かず迎えたPK戦、1番手キッカーのベルナルド・シウバ以外の7選手が決めたシティに対し、ユナイテッドはサンチョとエバンスが失敗。

シティがシーズン開幕を告げるコミュニティシールドを制している。