楽天田中将大投手(35)の次回登板が13日のイースタン・リーグDeNA戦(横須賀)に決まった。永井怜投手コーチ(39)が9日、「45球上限ぐらい。本人の意思もあるので、連携を取って進めていく」と明かした。田中大は、昨年10月に右肘をクリーニ…

楽天田中将大投手(35)の次回登板が13日のイースタン・リーグDeNA戦(横須賀)に決まった。

永井怜投手コーチ(39)が9日、「45球上限ぐらい。本人の意思もあるので、連携を取って進めていく」と明かした。田中大は、昨年10月に右肘をクリーニング手術。春季キャンプは1軍スタートだったが、完調に至らず、開幕から2軍調整を続けている。

7日に練習試合の富士大戦に先発し、4カ月半ぶりに実戦復帰した。1回を22球、2安打2失点、最速146キロだった。永井コーチは「しっかり腕が振れた。久しぶりに、非常にいい表情をした中での投球ができたかなという印象。本当に大きな1歩。彼にとってもそうだし、我々にとってもそう」と喜んだ。登板後の報告も問題はなく「順調に進んでいる」と話した。

今後は、徐々に球数、イニングを増やしていき、今季中の1軍復帰を目指す。同コーチは「本人がそのつもりでやっている。頑張って欲しい」と、日米通算200勝に3勝と迫る右腕の復活を願っていた。