◆パリ五輪 第15日 ▽レスリング(9日、シャンドマルス・アリーナ) 女子57キロ級で初出場の桜井つぐみ(育英大助手)が金メダルに輝いた。決勝で世界ランキング2位のアナスタシア・ニキータ(モルドバ)を下した。高知県出身。県勢で1932年ロサ…
◆パリ五輪 第15日 ▽レスリング(9日、シャンドマルス・アリーナ)
女子57キロ級で初出場の桜井つぐみ(育英大助手)が金メダルに輝いた。決勝で世界ランキング2位のアナスタシア・ニキータ(モルドバ)を下した。高知県出身。県勢で1932年ロサンゼルス五輪の競泳男子1500メートル自由形の北村久寿雄以来、92年ぶりの金メダルとなった。海外開催の五輪では最多の金メダル16個となった。
桜井の表彰式後の一問一答は以下の通り。
―金メダルをかけて。
「本当にオリンピックで優勝したんだなって。夢だと思っていたので本当なんだなっていう感じです」
―家族にメダルを見せに行っていたが。
「みんなの支えがなければここまで来られなかったので、本当にありがとうと思います」
―これまでの道のり。
「この階級は特に日本の選手が強くて、今までも優勝してる階級だったので国内予選から厳しくて、きつい試合ばっかりだったんですけど、それを乗り越えてアジア選手権でも負けて、オリンピックで勝つにためはもっといろんな面で強くならないといけないと改めて思って。あのとき気づいてここで勝つことができて本当に良かったです」
―高知の人もいい報告が。
「県全体としてすごく応援していただいて自分自身もそれがすごく力になったので、この金メダルを見せに早く帰りたいです」