「DeNA5-2ヤクルト」(9日、横浜スタジアム) 動じることなく投げた。DeNAのルーキー石田裕は先制を許しながらも7回4安打2失点で4勝目。先発デビューから4連勝の球団記録に並んだ。 「初回、三回と点を取られてちょっと最初ヤバイと思っ…

 「DeNA5-2ヤクルト」(9日、横浜スタジアム)

 動じることなく投げた。DeNAのルーキー石田裕は先制を許しながらも7回4安打2失点で4勝目。先発デビューから4連勝の球団記録に並んだ。

 「初回、三回と点を取られてちょっと最初ヤバイと思ったんですけど」と苦笑いしつつ、「まず先頭を切るというのを意識しているので、3人で切れてそのあと逆転してもらえて良かったです」と四回以降は全て三者凡退。七回の投球直前には強い地震が発生したが「揺れには気付かなかった」。一時中断にも「投球の見直しができたのでかえって良かった」とメンタルは揺るがなかった。

 三浦監督は「大胆にいくところは大胆にいきながら、細心の注意を払いながら、見事な投球。投手としての嗅覚というか、本能というか」と、投球術の巧みさを絶賛。チームは4位に甘んじているが、頼もしいルーキー右腕がローテーションの一角を担う。