セーヌ川の水質問題で、また出場辞退者が出た。パリオリンピック(五輪)男子オープンウォーター(OWS)10キロに出場する予定だったスウェーデン代表ビクター・ヨハンソンが、辞退することを決めた。米フォックス(FOX)スポーツが9日、報じた。辞退…

セーヌ川の水質問題で、また出場辞退者が出た。パリオリンピック(五輪)男子オープンウォーター(OWS)10キロに出場する予定だったスウェーデン代表ビクター・ヨハンソンが、辞退することを決めた。

米フォックス(FOX)スポーツが9日、報じた。

辞退の理由はセーヌ川の水質問題。ヨハンソンは自国メディアとのインタビューで「セーヌ川で泳いで、体が痛くなった。そのため、出場を放棄することを決めた」と答えた。さらに「オレにはいろんな情報が入る。確かなのは(セーヌ川で泳いで)病気になった人がいること。すべての情報を集約すると、棄権することが最上の決定だと感じた。セーヌ川では泳がないことにした」と続けた。

フランスはパリ五輪後、セーヌ川で泳げるように市民にも許可する予定だ。